1957-04-23 第26回国会 衆議院 農林水産委員会 第33号
いわゆる留萠地方を中心とした宗谷、後志、この方面のニシンの沿岸漁業、すなわち定置漁業、それから共同漁業権内にあるところのニシンの刺し網、これが長年不漁になった。従ってそうしたようなことから、非常にニシン漁業者が苦難の道をたどってきた。この原因は沖で底びき網がたくさんニシンをとるからだということで、それではニシンの混獲に制限を加えてみたらどうだということに出発しておるのでございます。
いわゆる留萠地方を中心とした宗谷、後志、この方面のニシンの沿岸漁業、すなわち定置漁業、それから共同漁業権内にあるところのニシンの刺し網、これが長年不漁になった。従ってそうしたようなことから、非常にニシン漁業者が苦難の道をたどってきた。この原因は沖で底びき網がたくさんニシンをとるからだということで、それではニシンの混獲に制限を加えてみたらどうだということに出発しておるのでございます。
それと相まつて留萠地方などは、今度の冷害等から見まして、防風林、または本州に参りますと防潮林というような基本的なことも考慮されなければならないと思うのですが、こういうことも、海岸地帯におきましてはまだ作業能力を欠くわけでもありませんので、速急にこれら対策が立てられ得る可能性があると思う。